湯河原温泉 湯もと小町館

[2019年8月7日 宿泊]

場所:神奈川県足柄下郡湯河原町宮上542

交通:JR「湯河原駅」よりバス15分 温泉場中央バス停すぐ

泉質:ナトリウム・カルシウムー塩化物・硫酸塩温泉 (1.753g/kg)

費用:宿泊費5820円(素泊り、入湯税)

日記

奈良からの青春18きっぷ旅の一日です。途中、静岡で「サウナしきじ」さんに寄り道してからから、湯河原駅までやってきました。目的地は湯河原温泉です。

温泉街までは、バスに乗っていきます。温泉場中央バス停まで片道230円でした。

「湯もと小町館」さんの受付は無人のため、すぐ近くの姉妹店の「ゆがわら水の香里」さんでチェックインしてお支払い。

鍵を受け取り、フロントの方に「湯もと小町館」さんまで連れていってもらい、説明をきいて、お部屋にひとりでむかいます。素泊まりなので、気楽なのは、ありがたいです。「ゆがわら水の香里」さんのお風呂も利用できますよとのことでした。布団も敷いていただいてるので、温泉に入ったらいつでも寝れる状態です。

まずは夕食を食べるべく、湯河原温泉街を降りていきます。

中華料理「光玉」さんに入店します。サンマーメンと半チャーハンを注文します。ベテラン女将さんが作る中華、とてもおいしかったです。うまい飯は、しあわせになれますね。いいお店と出会えたときは嬉しいです。20時までの営業とのことなので、お早めに。

お腹いっぱいになり、町営共同浴場「こごめの湯」さん、「ゆがわら水の香里」さんとお湯をいただき、お部屋にもどります。

少しゆっくりしてから、就寝前に宿の浴室にむかいます。内湯に浴槽がひとつのシンプルなつくりですが、浴室にはいるなり独特の香りがします。加水あり、消毒ありと書いてありますが、加温と循環はなく、自家源泉かけながしになっています。

なかなかのお湯のパワーを感じます。お肌もすべすべしてきます。出て入ってを繰り返し、しっかり暖まって湯上がり。部屋にもどり、エアコンをつけているにも関わらず、ぽかぽか感がしっかり続いています。心地よいです。ぐっすり眠ることができました。

朝風呂もお宿のお湯を楽しみました。少し落ち着いてから外出して、近くの「ままねの湯」さんに立ち寄り湯をいただいてきました。その後、お部屋の鍵を無人フロントにある箱に入れて、チェックアウト完了です。

「湯もと小町館」さんには他にも宿泊の方がいたようですが、チェックインしてからチェックアウトまで誰にもあわずでした。少し不思議な気分ですが、これはこれで快適ですね。手頃な価格に、よいお風呂で、いい時間を過ごせました。ありがとうございました。

そして、温泉場中央バス停から乗車し、湯河原温泉をあとにしました。風情のあるよい温泉街でした。

御殿場線、岳南鉄道、静岡鉄道

湯河原駅にもどったあとは、少し乗りつぶしをしてから帰ります。まずは、湯河原駅から国府津駅へ行き、御殿場経由の電車で沼津駅まで乗車して、御殿場線を完乗します。大回りなので結構乗車時間がありましたね。

次は沼津駅から吉原駅に移動です。岳南電車を完乗するべく乗りかえます。一日フリー乗車券700円を購入します。のんびりした雰囲気を走行して、終点の岳南江尾駅に無事到着して、完乗です。

残念なことに富士山には雲がかかりっぱなしで、御殿場線、岳南鉄道線ともに車窓からは楽しむことはできませんでした。

吉原駅にもどって再びJR線に乗り換え、清水駅で下車します。

ちょうどお腹がすいてきたので、駅から近くの清水港市場「河岸の市」に向かいます。その中にあった「ととすけ」さんというお店で日替わり刺身定食をいただきました。

マグロなどが盛り合された、お刺身はとてもおいしく、名物ととすけ揚げもよかったです。海が近いとやはり鮮度がいいんでしょうね。清水に立ち寄ったら、また食べにきたいですね。

お腹がいっぱいになったあとは、歩いて新清水駅まで行きました。ここから静岡鉄道を乗りつぶします。静岡の街並みをみながら、終点の新静岡駅に無事に到着して、完乗できました。

あとは新静岡駅からあるいてJR静岡駅まで移動して、奈良にむけて帰りました。いい温泉、おいしい食事、素敵な電車、とても有意義な青春18きっぷ旅行となりました。

(2019.8.15)