下島温泉 巌立峡 ひめしゃがの湯

[2020年2月6日 訪問]

場所:岐阜県下呂市小坂町落合1656

交通:JR「下呂駅」よりバス60分 ひめしゃがの湯バス停 徒歩すぐ

泉質:含二酸化炭素ーナトリウムー炭酸水素塩・塩化物冷鉱泉 (6.117g/kg)

費用:入浴料700円

日記

この日は、以前より行きたいと思っていた、「ひめしゃがの湯」さんに行くことができました。小坂温泉郷の下島温泉にある、日帰り入浴施設です。

前日宿泊の長良川温泉「石金」さんをでて、岐阜駅より特急「ひだ5号」に乗り、下呂駅をめざします。

下呂駅には11時30分に到着です。バスは12時35分発なので、少し温泉街を散策しにいきます。人気のお店で昼食をと思いましたが、待ち時間があるみたいで断念です。しかたなく、「噴泉地」で少し足湯を堪能してから、駅の待合所でゆっくり待ちます。

バス停は駅の前の道を挟んだところにありました。ひめしゃがの湯バス停まで、1時間の乗車で、片道990円でした。

途中、飛騨小坂駅前バス停も通ります。飛騨小坂駅からだと、同じバスの乗車時間が15分くらいで済むのですが、列車との接続はよくない感じす。付近に施設はなさげで、寒い時期に待つのは大変そうと思い、下呂駅から乗りました。

「ひめしゃがの湯」さんの目の前にバス停はありました。のんびりした雰囲気のところです。

飲泉所が入り口の横にあったので、少し味見をしました。にがい温泉の味ですが、効きそうです。

建物に入り階段をあがり、2階の受付に向かいます。券売機で入浴券を買い、靴箱の鍵をあずけ、ロッカーキーを受けとります。

施設内のレストラン「ひめ亭」さんが、14時ラストオーダーとのことで、先に昼食をいただきます。

ひめしゃがまるごと鉱泉膳1400円を注文します。お鍋のお豆腐がよい感じです。最後は、ご飯と卵をいれて雑炊にしてくださいとのことで、おいしくいただきました。時間があるので、食後に少し畳の間で休憩してから、入浴することにします。

浴室は、内湯に温泉を加温した主浴槽、小さい源泉浴槽、白湯のバイブラ浴槽、サウナ、スチームサウナがあります。露天には、白湯の浴槽と源泉岩風呂がありました。

源泉温度は低めのため、源泉浴槽は冷たいです。主浴槽は加温されていますが、炭酸泉にとって成分が消えないちょうどよいぬるさになっています。褐色に濁っていますが、泡がついてるのが体感できます。少し硫黄の香りもあり、幸せの炭酸泉です。温泉分析書には、遊離二酸化炭素が1412mgと書いてありました。

じっと浸かっているとぽかぽかしてきます。冷たい源泉風呂と交互にはいると、最高ですね。

サウナもあったので、利用します。二段になって、10人くらいは入れそうな広さです。自分としては、少し物足りない温度と湿度でしたが、なんとか汗をかき露天に向かいます。

露天の源泉岩風呂は、この日の寒気と相まって、かなりの冷たさです。さっと浸かり、すぐに出て、浴室に戻ります。暖かい日に来たら、きっと最高の冷泉浴ができると思います。

今回は、残念ながら露天はあまり利用せずでしたが、サウナ、冷泉、休憩は2セット楽しませてもらいました。

あとは、主浴槽と源泉風呂で十分に炭酸を堪能して、湯上がり。

帰りのバスの時間は、17時28分なので、マッサージ機を使ったり、ゆっくり過ごします。4時間ほどの滞在ですが、とても有意義な時間を過ごすことができました。ありがとうございました。また訪れてみたいですね。

平日と土日でバスのダイヤが違いますが、下呂温泉にきたら、チェックイン前か帰路に、湯巡りで訪れて見るのもありだと思います。他の小坂温泉郷の、湯屋温泉、濁河温泉もいつかいってみたいですね。

再びバスに1時間ほど揺られて戻り、下呂温泉「みのり荘」さんに宿泊しました。

(2020.3.7)