[2019年9月26日 訪問]
場所:栃木県那須郡那須町湯本181
交通:JR「黒磯駅」よりバス35分 那須湯本温泉バス停 徒歩5分
泉質:単純酸性硫黄温泉
費用:入浴料500円
日記
宿泊先の「湯荘 白樺」さんをチェックアウトして、西那須野駅から黒磯駅へ電車で移動します。
黒磯駅からバスに乗り、那須湯本温泉バス停で降ります。片道810円でした。
バス停から近くと聞いていたのですが、ぐるっと歩くと、史跡「殺生石」と書いていたので、まずはそちらを見に行ってみることにします。
結構多くの方が、訪れていました。なかなか独特の雰囲気のある場所でした。いい体験ができました。
道に戻ると、鹿の湯の看板がみえたので、そちらを進んでいきます。車で来るときに通る道みたいですね。
歩いていくと源泉の碑があります。川も独特の感じになっていますね。
バス停から、ぐるっと回ってやってきた感じですが、無事に「鹿の湯」さんに到着できました。ここは日帰りのみで、湯元の共同浴場です。受付でお支払いして、いざ浴場へ向かいます。廊下の雰囲気もよい感じです。
浴場には、かけ湯の場所、打たせ湯、6つの湯船がありました。入る前に作法として、48℃の源泉のかけ湯を頭から200回かけてからと書いてありました。誰もやっていませんでしたが、とりあえず200回を数えながら、柄杓でひたすら頭にかけます。途中で口に入るとレモンのような酸味がありました。しっかり酸性ですね。
かけ湯が終わっていざ入浴です。6つの湯船は、41℃、42℃、43℃、44℃、46℃、48℃と温度が違います。低い方から順につかっていきます。46℃までは入れましたが、48℃は足を入れるだけで無理でした。
地元の人に、3分つからないと入ったことにならないよと言われ、46℃は3分を2セットやりました。体がぽかぽかで気持ちがよいです。
最後に48℃に挑戦するも、肩までつかったでけで、すぐに湯船からでました。少し熱すぎました。この湯を体験できたのでよしとします。ただ、あとで計測の人が48℃より高くなっていると言って調整してました。
ここは自分の温度にあった湯船で、お湯を楽しむとよいと思います。自分好みのお湯で、幸せな気分でした。ただ、酸性硫黄泉はなかなか強力なので、長湯と湯あたりには注意が必要かもしれません。適度なところで湯上りして退館しました。
風情、お湯、ともに素晴らしい共同浴場でした。
帰りはバス停まで最短ルートで帰ります。橋を渡って階段をあがっていけば、バス停がすぐでした。
さらに他の那須の温泉にも立ち寄ろうと考えていたのですが、「鹿の湯」さんのパワーを浴びたので、この日はこちらだけで終了です。バスに乗り、黒磯駅まで戻りました。
東京駅まで在来線で戻る道中、氏家駅で途中下車します。
「宇都宮みんみん」さんと双璧をなすらしい、ぎょうざ専門店「正嗣」さんの氏家店まで行ってみました。駅から10分くらい歩きました。餃子しかメニューはなく、焼き餃子2人前、水餃子1人前をぺろりといただきました。とてもおいしい餃子でした。
この日も栃木県を十分に堪能できて、よい一日となりました。また機会があれば那須を訪問したいと思います。
(2019.11.17)