[2020年3月6日 訪問]
場所:奈良県吉野郡川上村入之波391
交通:京奈和道「御所IC」より自家用車80分
泉質:ナトリウム・カルシウムー塩化物・炭酸水素塩泉 (4.790g/kg)
費用:入浴料800円
日記
この日は、奈良県の川上村にある入之波温泉「山鳩湯」さんに、久しぶりに行ってきました。入之波と書いて「しおのは」と読みます。これが読めたら、奈良の温泉通ですね。
個人的には、奈良県内で一番好きな温泉です。十津川温泉郷も素晴らしいのですが、奈良県でどこの温泉がいいかと聞かれたら、ここと答えます。
電車とバスだけでは、本数が少ないと思いますので、県外から訪れるのはやや大変な気がします。今回も自家用車で訪れました。お家から90分くらいで到着します。
京奈和道路の御所ICで降りてからは普通の道路を走行します。国道169号線になれば、あとは道なりに南下していくだけですので、わかりやすいかなと思います。
川上村役場を過ぎて、大迫ダムまで来たら、看板と矢印があるので、ここで左折します。
ダムの景色もなかなか雄大です。
ダムを渡ってあと4kmほどです。ここからは、対向が難しい幅もあるので、気をつけて運転します。
無事に到着して、階段を降りて、受付にむかいます。のどかな雰囲気です。
料金を払ったら、浴室階までさらに降りていきます。脱衣場にはカゴだけなので、途中のカギ付のロッカーに貴重品は入れていきます。
内湯に大きな浴槽がひとつ、露天に小さい浴槽がひとつあります。シャワーとボディソープ・シャンプーはあります。ジャグジーなどはなく、シンプルに温泉が満たされています。
ここの浴槽は、温泉の成分で独特の紋様に変化しています。堆積物がびっしりです。浴槽の底も、歩くとざらつきを感じます。
お湯は、ややぬるめで黄褐色に濁っています。温泉特有の香りもあり、気分がよくなりますね。いくらでも入浴していたくなるので、長湯には注意です。
どばどばとお湯が供給されていて気持ちがよいです。溢れたお湯は、露天の浴槽にながれていきます。
露天は、さらにぬるいのでゆっくりと入浴できます。解放感ある景色をながめながら、いい時間が過ごせます。ただ、春の時期は花粉が多いかもです。
たっぷり満喫して、湯上がりです。休憩部屋で寝転んで、リフレッシュできました。
奈良県が誇る、素敵な温泉です。秘湯感もばっちりです。あらためて、こちらの湯の良さを実感しました。温泉好きの方には、ぜひ訪れてもらいたいですね。
(2020.7.6)