[2020年9月8日 宿泊]
場所:奈良県吉野郡十津川村出谷220
交通:JR「五条駅」よりバス3時間 十津川温泉バス停より 送迎車10分
泉質:ナトリウムー炭酸水素塩泉
費用:宿泊費15150円(朝、夕、入湯税)
日記
この日は、以前より行ってみたいと思っていた、上湯温泉「神湯荘」さんに宿泊してきました。十津川温泉郷の上湯温泉にある秘湯感ただよう素敵な温泉宿です。
前日は、台風の影響で、国道の通行規制、路線バスの運休のようでしたが、この日は晴れて規制も解除されていました。
家の近くのバス停から、大和八木と新宮の間を走る路線バスに乗って十津川温泉まで直通でいけるのですが、送迎の時間より少し早い到着のバスを乗るべく、JR五条駅までは電車で行きます。そこから十津川温泉行きのバスに乗車しました。
このバスは、五條バスセンター始発の「広域通院ライン」です。
JR五条駅を12時12分に発車し、途中に上野地バス停で少し休憩があり、15時11分に終点の十津川温泉バス停に到着します。運賃は2700円でした。
16時頃に送迎してくださる予定なので、少しバス停付近を散策します。「憩の湯」は臨時休業中で立ち寄り入浴できませんでした。
送迎車に送っていただき、十津川温泉バス停から、対向が難しい道を進み、10分ほどで宿に到着です。
「神湯荘」さんには、内風呂と建物の外にある男性用露天風呂「水の神」、女性用露天風呂「山の神」、貸し切り露天風呂「癒しの湯」、「美肌の湯」がありました。
宿から少し歩きますが、上湯温泉「大露天風呂」も無料で利用させてもらえます。
まずは、お部屋で休憩です。栗羊羮とお茶のおもてなしがありました。お手洗い付きなのは便利でした。
上湯温泉「大露天風呂」の利用が8時~18時だったので、まずはそちらを訪れてみます。
すごい開放感でとてもよかったですね。宿の露天風呂は時間を気にせず利用できますので、先にこちらから入浴するのがおすすめです。
次は、男性用露天風呂「水の神」に入ります。こちらも開放的で、よい感じです。ただ階段が急なので、足元にはかなり注意が必要でした。
そして、貸し切り露天風呂「癒しの湯」に入ります。
水が流れ落ちる音に癒されます。ゆっくり貸し切りで気持ちよく入浴できました。
部屋に戻り、夕食の時間を待ちます。17時30分~18時00分の間で準備できるとお部屋にコールされるシステムでした。
お食事も豪華でおいしくいただきました。鮎のお造り、猪肉の鍋、鹿肉のユッケ、アマゴの塩焼き、きのこのあげもの、鱒寿司、めはり寿司、ごま豆腐、そうめん、温泉で炊いたご飯、コーヒーゼリーと、たくさん食べました。ごちそうさまでした。
お腹が落ち着いたら、貸し切り露天風呂「美肌の湯」へ。こちらも快適に貸し切りで入浴させてもらいました。夜空を見上げてのお風呂はよいですね。
内風呂は寝る前と朝風呂に楽しみます。しっかり暖まることができ、ぐっすり眠ることができました。朝も気持ちよくすっきり入浴できました。
朝食は7時30分からコールがありました。
お豆腐、温泉粥、温泉たまごなど、体にやさしい感じで、おいしくいただきました。
食べたあとは、歩いて、朝一番の「大露天風呂」に行きます。戻ってきてから、「癒しの湯」で少し汗をながして、湯上がりです。
「神湯荘」さんのお風呂のお湯は同じみたいで、加温、循環、消毒はなく、かけ流しです。夏の季節だけは、冷ますために加水はされてるようです。
透明ですが、温泉独特の香りもあり、ナトリウムー炭酸水素塩泉の、すべすべ感、清涼感もしっかりあります。湯上がり後の、さっぱりした感じが気持ちよいですね。いいお湯でした。
いい温泉、いい料理、いい雰囲気と、とてもよい時間を過ごさせてもらい、ありがとうございました。また機会があればお世話になりたいですね。
帰路も十津川温泉バス停まで送っていただきました。大和八木行きバスを待ちながら「足湯」を楽しみます。
バスの道中、上野地の休憩時間で、谷瀬のつり橋をみにいきます。バス停から3分ほど歩けば着きます。20分ほどの休憩があるので、見に行く時間はあります。
せっかくなので、少しだけ足を乗せてきました。
十津川温泉バス停を出発してから4時間ほどで家の近くのバス停に到着し、帰宅しました。
十津川温泉郷の、「湯泉地温泉」、「十津川温泉」も素晴らしいのですが、「上湯温泉」も大変素晴らしい温泉でした。なかなか足を運べず、今回やっと初めて訪れることができました。奈良県にもいいお湯があるんだと思うと嬉しいですね。
(2020.9.21)