[2019年5月16日 訪問]
場所:山口県山口市徳地柚木2178
交通:JR「徳佐駅」よりタクシー10分
泉質:含二酸化炭素ーナトリウム・カルシウムー炭酸水素塩・塩化物冷鉱泉 (3.527g/kg)
費用:入浴料500円
日記
この日の目的地は山口県の柚木慈生温泉(ゆのきじしょうおんせん)です。
以前の山陰旅行の時に、訪れたいと思っていた場所です。今回、無事に訪れることができました。
前日に温泉津温泉「輝雲荘」さんで一泊してからの移動です。温泉津駅→益田駅→徳佐駅と普通列車に乗ってやってきました。
徳佐駅は特急停車駅ですが、ひっそりした感じ。タクシーは駅の待合室に書いてある番号に電話して迎えにきてもらいました。
タクシーに乗ること10分ほどで到着しました。信号がほとんどない道なので、距離的には結構走っていると思います。行きも帰りも片道2390円でした。地図を見ていたら歩いていけそうな気もしていたんですが、実際にみてみると歩いていくのはかなり厳しい感じです。
どこか懐かし気な建物が見えてきました。なんだかよい感じ。
タクシーの運転手さんに、帰りの時間の約束をして、いざ入浴です。
脱衣所や施設には華美なものはないですが、しっかり実用的です。
浴槽がひとつだけあります。それほど大きくはありません。5,6人はいったら満員かなぁという感じです。
今回はたまたま最初は自分一人だけで、すぐに続いてお一人入ってこられました。二人だけなので、ありがたく広々と入浴させてもらうことができました。
張り紙に初めての方は10分程度までにしてくださいとの案内がありましたので、無理せず分割浴でゆっくり入ってました。
源泉は冷鉱泉なので、お湯を3割混ぜて、ちょうどいい湯加減にされています。
貴重な炭酸泉でとても気持ちがよいです。お湯は濁りながら、体への泡つきがとてもたくさんあります。ずっと入浴していたい気分でしたが、帰りの電車のこともあるので、それほど長湯せずあがりました。
個人的にはかなり幸せなお湯でした。温泉が好きな方はきっと満足する極上の温泉だと思います。今回、訪れてよかったですし、また機会があればぜひ再訪したい場所です。あとで知ったのですが、温泉を飲ませてくれるらしいです。ちなみに療養目的の営業のため、温泉内では飲酒は禁止です。
名残惜しいですが、柚木慈生温泉をあとにしました。運転手さんは、温泉の商店のおじさんとお茶をしながら、お話ししたりして待っててくれたみたいです。用事があったのでちょうどよかったそうです。
電車とバスだけで訪れるのは少し難しいですが、タクシーを使ってでも訪れる価値は十分にあると思います。
その後、徳佐駅から特急で新山口にいき、新山口からは新幹線で帰りました。
(2019.6.11)