万座温泉 日進舘

[2018年10月23日 訪問]

場所:群馬県吾妻郡嬬恋村干俣万座温泉2401

交通:JR「万座・鹿沢口駅」よりバス45分 or JR「軽井沢駅」よりバス105分 万座バスターミナル バス停より徒歩20分

泉質: 酸性・含硫黄ーマグネシウム・ナトリウムー硫酸塩温泉 (1.094g/kg)

費用:日帰り入浴1000円

日記

かねてより訪問したいと思っていた万座温泉での日記です。

硫化水素の濃さが日本一とも言われる群馬の名湯「万座温泉」は、なかなか奈良県からは遠いのです。お休みの都合も考えて出た答えは、群馬県内にに前泊して日帰り入浴して帰路につくというものです。

前日の仕事が終わると同時に、京都駅まで向かい19時35分発の新幹線に乗車。東京駅で乗りかえ、高崎、新前橋へと移動。23時半前に「新前橋ターミナルホテル」さんにチェックイン。大浴場があるので、こちらを選んで宿泊です。

そして6時23分の大前行き始発列車に乗り、万座・鹿沢口駅に到着。しばらく待ってバスに乗車。9時15分頃に万座バスターミナルにつきました。

バスから降りた瞬間、標高1800メートルの空気のよさと、自然の壮大さ、硫黄の香りと気分がよくなってきます。

いくつか湯めぐりをする予定で、行きたいと思っていた「日進舘」さんが一番遠いので、一番最初に訪れてみました。ずっと上り坂でなかなか道中大変でしたが、よい運動になりました。景色がよいので苦になりません。

10時から日帰り入浴受付だったので、場所を確認してから、付近をちょっと散策していました。

湯畑もありましたが、硫化水素のため立ち入り禁止の札もあり、万座温泉らしさを感じました。

10時になり「日進舘」さんをあらためて訪問。受付にて湯めぐり手形日帰り用を700円で購入。これがあれば日帰り入浴が500円になります。日進舘さんだけだと、手形を買わないで入浴だけのほうがよいのですが、ほかにも立ち寄るならば手形を購入したほうがお得と思われます。

日帰りの方は、「長寿の湯」と露天風呂「極楽湯」の利用ができます。長寿の湯には、苦湯、姥湯、姥苦湯、ささ湯とお風呂があります。どれもかけ流しですが、源泉100%の姥湯が素敵でした。あとの浴槽も加水して温度を調整されているみたいですが、とても気持ちがよかったです。

そして宿から出て少し歩いたところにある、露天風呂の極楽湯は素晴らしかったです。青白く濁った硫黄泉に浸りながら、雄大な自然の景色をみることができます。硫黄泉が好きな方は入浴してみることをお勧めします。

この後は、「万座プリンスホテル」さんに日帰り入浴を申し込み、湯畑カレーをいただき、「万座高原ホテル」さん、「豊国館」さんと湯めぐりして、帰路につきました。

コンビニはなく、食事処とかも少なかったようなんで、そのあたりは準備しておいたほうがよさそうです。

万座温泉は最高に良い温泉地でした。無理をして訪問した甲斐がありました。次回はぜひ宿泊してゆっくり一日を過ごしたいですね。

(2019.5.22)