鉛温泉 藤三旅館

[2019年8月28日 宿泊]

場所:岩手県花巻市鉛字中平75-1

交通:JR「花巻駅」よりバス35分 鉛温泉バス停 徒歩5分

泉質:単純温泉 (0.386g/kg)、アルカリ性単純温泉 (0.622g/kg)

費用:宿泊費10929円(朝・夕・入湯税)

日記

前日に宿泊した東京の「サウナ&カプセルホテル 北欧」さんをチェックアウトして、上野駅から東北新幹線に乗ります。

一ノ関駅から、在来線の盛岡行きに乗り換え、花巻駅まで行きます。

花巻駅からは、送迎の花巻南温泉峡シャトルバスに乗ります。各温泉地をまわりながら、新鉛温泉までいくルートです。

鉛温泉で降りると、宿からの送迎車が旅館入口まで送ってくれました。歩ける距離ですが、坂道なんで年配の方にはありがたいかと思います。

チェックインしてから、お風呂の説明を聞きます。入浴できる時間が分けられているので、きちんと把握しないといけません。

「白猿の湯」、「桂の湯」、「白糸の湯」、「銀の湯」の4つのお風呂がありまして、桂の湯だけ男女別にあるのでいつでも入れます。

今回は白猿の湯を目的にやってきましたので、このお風呂をメインで楽しみます。チェックインして、早速むかいます。

日本一深い自噴岩風呂とのことです。かなりの深さで、立ったまま浸かる感じになります。湯船で立つと、肩まで浸かれました。そして、このお風呂は足元からお湯が供給されています。お湯が綺麗で、深い底までくっきりとみえます。

特徴的な湯船で、歴史がただよう雰囲気もよいですね。温泉に来た感じがぐっとします。入浴後も、しっかりと体は暖かく、汗がとまりません。お湯のパワーを感じますね。

お部屋の外には川が流れていて良い雰囲気です。少しひとやすみしてから、外出して路線バスに乗り、近くの「大沢温泉 湯治屋」さんに日帰り入浴してきました。

帰ってくると、食事の時間になったので、食事処「灯」にて夕食をいただきます。なかなかのボリュームで、お腹がいっぱいになります。小鍋がおいしかったです。

食事後は、玄関横の休憩所で少しのほほんとしてから、桂の湯と銀の湯を楽しみにいきます。

桂の湯は、内風呂がひとつと、川沿いの露天に二段の浴槽がありました。夜風がここちよいです。銀の湯は昼間は貸し切り用の湯船で、こじんまりです。ゆっくりできますね。

就寝前に、もう一度、白猿の湯につかり、ぐっすり眠りました。

朝は、白糸の湯に入ります。湯船はひとつですが、綺麗な感じのお風呂でした。外の景色もよかったですね。

朝食も「灯」さんにて。朝からもボリュームたっぷりで、お腹がいっぱいです。

送迎の時間まで、桂の湯の明るい時間の露天風呂と、白猿の湯を最後にもう一度、満喫します。

時間になると、鉛温泉バス停まで連れて行ってもらい、そこから花巻南温泉峡シャトルバスで無事に花巻駅まで送ってもらいました。

ちなみにシャトルバスは新幹線の新花巻駅からも運行されています。花巻駅からはシャトルバスに乗らなくても、 路線バスがあるので、状況にあわせて利用されるとよいと思われます。

とても有意義な時間を過ごせました。ありがとうございました。

今回は旅館の方に宿泊しましたが、自炊の湯治部もあり、お安く滞在することも可能みたいです。日帰り入浴もできるようですし、温泉好きの方は、一度は訪れてみて欲しいですね。

※旅館内の写真の撮影と掲載については確認してます

奥州平泉

花巻駅に行く道中、昔から一度訪れてみたかった平泉の中尊寺に立ち寄るため、平泉駅で下車しました。

平泉駅で降りて、巡回バスに乗り、中尊寺前まで行きます。

そこから、坂道を歩くこと20分で本堂や金色堂がある場所に到着です。たくさんのお堂があり、歴史を感じることができますね。

中尊寺金色堂の拝観料を払い、中に入ります。金色のお堂、仏像、彫刻をしっかり見てきました。宝物館にも、歴史を感じるものがたくさんあり、よかったです。

帰りは、バスの待ち時間があったので、平泉駅まで歩くことにしました。20分もかからない感じです。通りには素敵な雰囲気の建物もありました。

途中には「無量光院跡」があり、眺めながら感慨にふけりました。

今回、御朱印をいただいてないところがあったり、毛越寺や平泉温泉には寄れてないので、また機会があれば訪れたいなと思います。平泉の観光は少し時間にゆとりがある方がよいみたですね。

(2019.9.2)